令和7年度 開催実績 |
■第3回(令和8年2月5日)
- ◇トピックス:「ブルーエコノミーを支える琉球大学 陸上養殖技術について」
- ◇講 師:国立大学法人 琉球大学 理学部 教授 竹村 明洋 氏
- ◇内 容:
月のサロンでは、「ブルーエコノミーを支える琉球大学 陸上養殖技術について」をテーマに国立大学法人 琉球大学 理学部 教授 竹村明洋氏からご講話頂きました。琉球大学が代表機関となって行っている陸上養殖プロジェクトは、沖縄振興計画の戦略産業の一つであるブルーエコノミー技術の推進に位置付けられており、沖縄の豊かな海洋資源を活用して経済発展を目指す『GW2050 PROJECTS』のグランドデザインとも合致しています。
講話では、1990年頃から漁船漁業の漁獲量が横ばい状態になっているのに対し、養殖の生産量は年々増加し、2020年には養殖魚の生産量が天然魚を上回っていることや、1980年代は世界一の水産国であった日本は現在は約1/3まで減少し、養殖業の割合は全体の約20%に留まるなど、世界と日本の水産業の動向や課題等について説明がありました。その他にも、陸上養殖の特徴として、飼育環境の人為的管理によって成長を促進することで従来よりも早く出荷が可能になることや、独自ブランドの確立、場所の制約が少ないなどのメリットの他、施設整備費用や電気代などのランニングコストや種苗生産体制の脆弱性などの課題ついても説明がありました。
本プロジェクトビジョンとして、水産業だけではなく農業との連携により世界の若者が主役となる循環社会の実現に向けて取り組んでいることや、研究開発の成果として成長促進技術、施設整備、実証実験など興味深いお話もありました。
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■第2回(令和7年8月28日)
- ◇トピックス:「沖縄から世界を笑顔に」
〜沖縄と共に成長するオリオンビールのブランディングについて〜
- ◇講 師:オリオンビール 株式会社 執行役員
株式会社 石川酒造場 代表取締役社長 樽岡 誠 氏
- ◇内 容:
「郷土の若者に勇気と希望を届けたい」との想いから1957年に創業したオリオンビール鰍ヘ、現在、魅力ある商品や体験を県民や観光客に提供し、沖縄と共に持続的な成長を目指す「循環型成長ビジネスモデル」を推進されています。8月のサロンでは、執行役員の樽岡氏からオリオンビールのブランディングについてご講話頂きました。
講話では、オリオンビール(株)の創業からこれまでの歴史を振り返りながら、沖縄産の原材料に拘った製造や、CSR・ESGを意識した商品づくりなどの説明がありました。オリオンビールは沖縄県民と沖縄社会が育んだブランドであり、県民が愛してくれて初めて観光客に沖縄のブランドとして認めてもらえ、成長していくことができるとありました。
また、海外に向けた商品のマーケティング方法の他、直近の取情報組として海外でのビール製造や飲食店などにビールを並べたJAPANフェスティバルの開催など興味深いお話もありました。
※CSR:企業の社会的責任の略。具体的には環境問題、人権問題、
労働環境、地域貢献など
※ESG:企業が持続的に成長するために考慮すべき重要な3つの要素
(環境・社会・企業統治)
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■第1回(令和7年5月29日)
- ◇トピックス:「OIST発展に向けた提言」について
- ◇講 師:沖縄経済同友会 OIST発展特別委員長 兼 国際委員長 垣花 秀毅 氏
- ◇内 容:
5月のサロンでは、世界トップレベルの自然科学系大学院大学であるOISTの発展に向けて、提言を作成するに至った経緯や沖縄への貢献度の他、OISTに対する期待や今後の目指すべき姿など、そこに向けてどのような事項に取り組んでいくべきなのかを沖縄経済同友会OIST発展特別委員長の垣花秀毅氏からご講演をいただきました。
政府の財政支援だけではなく、沖縄県全体でも支援をする必要性や国際的な知名度を活用した海外からの資金調達の強化の他、教員の流出や受け入れに向けて教員の子弟向けのハイレベルな教育機関の設置、GW2050 PLOJECTSとの連携などの説明がありました。
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