産学官交流サロン


令和7年度 開催実績
 
■第2回(令和7年8月28日)
 ◇トピックス:「沖縄から世界を笑顔に」   
        〜沖縄と共に成長するオリオンビールのブランディングについて〜
 ◇講   師:オリオンビール 株式会社 執行役員            
        株式会社 石川酒造場 代表取締役社長 樽岡 誠 氏
 ◇内   容:
 「郷土の若者に勇気と希望を届けたい」との想いから1957年に創業したオリオンビール鰍ヘ、現在、魅力ある商品や体験を県民や観光客に提供し、沖縄と共に持続的な成長を目指す「循環型成長ビジネスモデル」を推進されています。8月のサロンでは、執行役員の樽岡氏からオリオンビールのブランディングについてご講話頂きました。
 講話では、オリオンビール(株)の創業からこれまでの歴史を振り返りながら、沖縄産の原材料に拘った製造や、CSR・ESGを意識した商品づくりなどの説明がありました。オリオンビールは沖縄県民と沖縄社会が育んだブランドであり、県民が愛してくれて初めて観光客に沖縄のブランドとして認めてもらえ、成長していくことができるとありました。
 また、海外に向けた商品のマーケティング方法の他、直近の取情報組として海外でのビール製造や飲食店などにビールを並べたJAPANフェスティバルの開催など興味深いお話もありました。
  ※CSR:企業の社会的責任の略。具体的には環境問題、人権問題、
      労働環境、地域貢献など
  ※ESG:企業が持続的に成長するために考慮すべき重要な3つの要素
      (環境・社会・企業統治)
■第1回(令和7年5月29日)
 ◇トピックス:「OIST発展に向けた提言」について
 ◇講   師:沖縄経済同友会 OIST発展特別委員長 兼 国際委員長 垣花 秀毅 氏
 ◇内   容:
 5月のサロンでは、世界トップレベルの自然科学系大学院大学であるOISTの発展に向けて、提言を作成するに至った経緯や沖縄への貢献度の他、OISTに対する期待や今後の目指すべき姿など、そこに向けてどのような事項に取り組んでいくべきなのかを沖縄経済同友会OIST発展特別委員長の垣花秀毅氏からご講演をいただきました。
 政府の財政支援だけではなく、沖縄県全体でも支援をする必要性や国際的な知名度を活用した海外からの資金調達の強化の他、教員の流出や受け入れに向けて教員の子弟向けのハイレベルな教育機関の設置、GW2050 PLOJECTSとの連携などの説明がありました。