グリーン電力基金 |
■ 沖縄グリーン電力基金事業の終了について |
平素は、沖縄グリーン電力基金にご協力をいただき、誠にありがとうございます。 平成12年10月に創設いたしました 当基金は、自然エネルギーの普及促進を支援する基金として、財団法人南西地域産業活性化センター(NIAC)が助成先の決定や 助成金の交付など基金の管理・運営を行い、沖縄電力株式会社は、運営の一部を代行するとともに、基金にご加入いただいた 皆さまからの寄付金と同額相当の寄付を行ってまいりました。おかげさまで、これまでの10年間で沖縄県内の太陽光発電設備 18件(212.76kW)に対し、総額約1千6百万円の助成を行うことができました。 これまで、学校などの教育施設に設置された 発電設備を中心に基金から助成が行われ、低炭素社会の実現に向けて貢献するとともに、それらの設備を活用した環境教育など、 それぞれ工夫をこらした取り組みが行われてきたところです。 一方、今日のわが国における自然エネルギーの普及促進施策は、 基金の発足当時と比べると大きな拡がりをみせており、平成21年11月から「太陽光発電の余剰電力買取制度」の開始、 更には「再生可能エネルギーの全量買取制度」の検討が進められるなど、国民全体で自然エネルギーの普及促進を図るという 新しい段階に入ってきております。 このような状況を踏まえ、皆さまの善意の寄付を基にした当基金としましては、 所期の役割を十分果たすことができたと考えられ、この機会に事業を終了することが望ましいとの結論に至り、平成23年度をもって 事業を終了することといたしました。 事業終了に向けた今後の具体的な取り扱いについては、以下に記載しておりますので、 ご確認をお願いいたします。 なお、沖縄電力株式会社におきましては、これからも再生可能エネルギーの導入拡大等、 低炭素社会の実現に向けた取り組みを推進していく所存でございます。皆さまのご理解を賜りますようよろしくお願い 申し上げます。 10年余という長きにわたり、皆さまからの善意のご寄付という大変尊いご協力を賜り、自然エネルギーの 普及・啓発の面で社会に対し多大な貢献ができましたことについて、厚く御礼申しあげます。 |
平成23年2月 財団法人南西地域産業活性化センター 沖縄電力株式会社 |
■ 今後の取り扱い、これまでの実績については こちら をごらんください |