産学官交流サロン


平成29年度 開催実績
 
■第3回(平成29年7月25日)
 ◇トピックス:「沖縄経済と今後の展望」
 ◇講   師:日本銀行 那覇支店 支店長 松本 孝一 氏
 ◇内   容:
 日本銀行那覇支店では、毎月「県内経済概況」を公表しており、今年7月の公表では「県内景気は全体的に拡大している」となっている。7月のサロンは、昨年6月に着任された松本支店長から、沖縄経済の現状と今後の展望を中心に話題を頂いた。
 日銀各支店別の短観では、沖縄が飛び抜けて良い。完全失業率の低下や自動車等売上の順調な推移等の明るい要素を挙げられたが、一方で人手不足による機会損失や労働生産性の低さ等の弱みも指摘された。解決のヒントとして、県内外での高齢者や女性、ITの活用等を示された。また、沖縄の将来を見据えた取り組みとして、情報通信業の誘致、沖縄国際物流ハブ事業の展開を説明された。
■第2回(平成29年6月13日)
 ◇トピックス:「シンギュラリティの世界 〜 世界の最先端イノベーションの今 〜」
 ◇講   師:東京大学大学院情報理工学系研究科 知能機械情報学
          特任研究員 ジョバン・レボレド 氏
 ◇内   容:
シンギュラリティ大学は、起業家のピーターディアマンテスと、Google人工知能部門開発責任者のレイカーツワイルによって2008年に創設された。
 6月のサロンでは、第1期卒業生であり、現在同学メンターのジョバン・レボレド氏から同学の話題を提供して頂いた。同学はシリコンバレーその他の著名人や研究施設とのネットワークが充実しており、起業家を輩出する拠点となっている。実際に卒業生がAIやバイオ技術のような急激に発展する技術を用いて、無重力下で作動する3Dプリンター、短時間で癌その他の検査ができる機器等を開発している。同氏は琉球ミライ株式会社取締役でもあり、沖縄でも何か挑戦したいとのことである。
■第1回(平成29年5月23日)
 ◇トピックス:「水素エネルギーと新エネルギー全般の技術動向について」
 ◇講   師:株式会社 神戸製鋼所 常任顧問 沖田 誠治 氏
 ◇内   容:
近年、二酸化炭素を排出しないクリーンなエネルギーである「水素燃料」に注目が集まり、研究開発が進められている。2025年には5兆円規模の産業になるとも予測されている。
 5月サロンは、沖縄総合事務局経済産業部元部長でもある沖田氏を招き、主に水素燃料についてお話し頂いた。特に水素自動車に関しては今や700q走行でき、車から家庭に給電可能といったメリットがあるが、水素ステーションが少ないから車が増えず、車が増えないから水素ステーションが増えないというジレンマがあるとのことであった。他に、再生可能エネルギーを用いた水素発生装置や、余剰熱から発電ができるバイナリー発電機に関する話題も挙がった。